美白したい時にまず頼るのが、ちょっと高価な美白化粧品ですよね。でも、使ってみた感じ「肌が白くなった…気がする?」とか「シミなんか薄くならないじゃない!」という人が多いのではないでしょうか。
実は、肌に有効成分を塗っても奥まで上手く浸透しなかったり、組織を通過できない成分も少なくありません。それなら、口から美白に有効な成分を飲むほうが効果的なんですね。
美白サプリはくすみ肌を脱ぎ捨てる、白くキレイな新しい肌を作る、メラニン色素を抑える3つの作用を持つ錠剤の事です。その成分や商品の選び方など、美白サプリについて紹介したいと思います。
鏡で皮膚を見てみると、小さなシミや薄いそばかす、くすみなどが見えますよね。これは紫外線のダメージなどで肌にメラニン色素が増えている状態です。
メラニン色素は、紫外線などから肌を守るため分泌される必要な色素ですが、放っておくとそのままシミやくすみが定着してしまいます。
そこで、古い皮膚の代謝を高める美白サプリを摂取すれば、メラニン色素を古い皮膚ごと脱ぎ捨てる事ができるんですね。これはビタミンやL−システインなどが持つ作用になります。
また、新しくキレイな皮膚を作るための栄養も大事です。皮膚を構成するコラーゲンの生成を助けたり、血行を良くして肌細胞に栄養を与えるビタミンが必要なんですね。
肌の血行が良くなれば、顔色が明るくなってそれだけでも肌が白くキレイに見えるようになります。また、血行を良くする成分はホルモンバランスや体調も整えるため、一石二鳥なんですね。
また、美白においてメラニン色素を作らせない、茶色く発色させないという事も大切です。
メラニン色素を作らせないもの、発色させないものなど、成分によって美白のメカニズムは違いますが、美白サプリにはメラニンを抑える成分が配合されているんですね。
ここまで、なぜ美白サプリで肌が白くなるの?という事を説明しましたが、肌の生まれ変わりと栄養補給、メラニンの抑制を担う成分にはどんなものがあるのでしょうか。成分名と、その作用を紹介しますね。
美白成分 | 作用や特徴 |
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L-システイン | メラニンの過剰生成を抑えたり無色化する 古い皮膚の代謝を助けてシミを薄くする 肝機能を高める事でシミを予防する作用も |
ビタミンC (アスコルビン酸) | メラニンの過剰生成を抑えたり無色化する コラーゲン生成を促して健康な肌を作る 古い皮膚の代謝を助けてシミを薄くする 肌の血行を良くして肌色を明るくしてくれる |
ビタミンB群 (パントテン酸カルシウムなど) | 古い皮膚の代謝を助けてシミを薄くする 炎症で赤くなった肌ケアして白く見せる作用も |
ビタミンE (d-α-トコフェロールコハク酸エステル) | 肌の老化を防ぎシミを予防する抗酸化成分 古い皮膚の代謝を助けてシミを薄くする |
トラネキサム酸 | 黒色メラニンの働きを抑制する美白成分 ホルモンバランスの乱れで起こる肝斑に有効 |
プラセンタ | 黒色メラニンの働きを抑制する美白成分 様々な種類のシミに有効で肝斑にも良いとされる |
ヒドロキシチロソール・ザクロエキス・エラグ酸など | 黒色メラニンの働きを抑制する美白成分 |
血行を促す生薬・ポリフェノール類など | 肌の血行を良くして肌色を明るくしてくれる |
桜の花エキス・アンセリン・ポリフェノール類など | 老廃物が肌をくすませる糖化をふせぐ美白成分 |
最も美白サプリに配合されている成分としてメジャーなのが、L−システインとビタミンC、あとビタミンB群です。この美白のゴールデントリオは、皮膚科のシミ治療に処方される組み合わせなんですよ。
強い毒性がないビタミンやアミノ酸なので、薬局や通販でも簡単に手に入れられるのが嬉しいですね。
肌の健康やターンオーバーを助け、よどんだ顔色やシミを代謝して美白してくれる、この基本の3成分さえ配合してあれば美白サプリ選びに失敗する事はまず無いでしょう。
ちなみに、L−システインは人間の基礎代謝の3割を担う肝臓の機能を助け、ビタミンはカロリーを代謝する酵素を働かせる補酵素です。つまり、エネルギーを燃えやすくするので、ダイエットにも良いんですね。
あと、ビタミン剤とひとくちに言っても、きちんと効果が認められたものとそうでないものがあります。選ぶなら、きちんと医薬品として認められた美白サプリがオススメなんですね。
厚生労働省に認可されていないサプリメントと違い、実験やデータに基づいて「効果があります!」と言えるのが医薬品の強みです。
買うときはパッケージなどを見て、第3類医薬品と書かれた商品を選ぶと間違いありませんよ。
ちなみに第3類医薬品とは厚生労働省の資料によると、日常生活に支障を来す程度ではないが、身体の変調・不調が起こるおそれがある成分と定義されています。
わかりやすく言うと、よほど飲み過ぎない限り副作用などの心配がないという分類なので安心なんですね。選ぶ時はぜひ、第3類医薬品の美白サプリを選びましょう。
ただ、もっと自分の肌の悩みに合った美白サプリを探すなら、ビタミンやL−システイン以外にどんな成分が入っているかで美白サプリを選ぶ必要もあります。その選び方について、次で紹介しますね。
美白、シミ対策と言っても、その原因や症状は人それぞれです。より自分に合った美白サプリを選ぶ事で、悩みの解決に早く近づく事ができるんですね。
肌の悩みによってどんな成分をプラスした美白サプリが良いのか、5つのタイプ別に紹介したいと思います。
ひどくシミが目立つわけじゃないけど、肌がくすんで黒っぽい…そんな悩みってありますよね。それはメラニン色素の影響以外にも、血行不良で肌がくすんでいるせいかも知れません。
そんな時は、ビタミンとL−システイン以外にも、ポリフェノールやトウキ、シャクヤクなど生薬が配合の美白サプリがオススメです。血行を促す事で、健康的な明るい肌色にしてくれますよ。
赤みの強いくすみの場合は、肌が炎症を起こしている場合もあります。そんな時はビタミンB群を多めに摂取してケアすると、炎症が収まって白く透明感のある肌に戻る事ができますよ。
あと、肌のコンディションが悪く、毛穴など皮膚の凸凹が影を作って肌色がくすむ場合もあります。
そんな時は、ヒアルロン酸など潤いを補給するサプリを飲むと、毛穴が水分でふっくら整って皮膚表面が滑らかになり、肌が明るく見えるようになりますよ。
メラニンが残る皮膚を代謝する事も大事ですが、血行と肌のコンディションを整える事も肌色を明るくする重要なポイントになるんですね。
美白するためには何より紫外線に当たらないのが一番ですが、うっかり焼いてしまう事もありますよね。
もし、応急処置的に美白サプリを飲むなら、日焼けの炎症を抑えるビタミンB群の多いサプリと、肌細胞へのダメージを和らげるポリフェノール類やビタミンE配合のものがオススメです。
ポリフェノールなど抗酸化作用を持つ成分は、日焼けによる細胞へのダメージを和らげる作用があり、日焼け止めサプリの成分としても配合されているんですね。
美白サプリは紫外線を浴びる前に飲むのが最も良いですが、浴びてしまった後の応急処置に飲んでも遅くはありません。まずはヒリヒリした肌を回復させて、シミにしない事が大切です。
日焼けによるシミ予防に、ザクロエキスやエラグ酸入りの美白サプリもオススメですよ。
30代以降の女性で「あれ、両頬の同じ場所にシミがある…」なんて経験はありませんか?左右対称のシミは、ホルモンのトラブルが原因で起きる肝斑かも知れません。
肝斑に有効とされるのがトラネキサム酸とプラセンタで、メラニンの生成を抑えてシミを薄くするのに役立ちます。皮膚科でもトラネキサム酸の錠剤やプラセンタ注射で肝斑をケアするんですよ。
肝斑かな?と思ったら、このふたつの成分入りの美白サプリを試してみて下さいね。
中高生の頃に潰したニキビ跡がシミになって気になっている、という人もいますよね。この場合は、ビタミンとL−システインのトリオがとにかく有効になります。
肌の代謝をとにかく高めて、茶色くなってしまった肌細胞を代謝する事が大切になります。まだ軽いうちならシミを薄くする事も夢ではないので、なるべく早く美白サプリを飲んだほうが良いタイプです。
他にも、含まれる成長因子が細胞分裂を促すので、プラセンタも傷跡シミに良い成分と言えますね。手術の傷を早く治すためにもプラセンタは使われるので、治りかけの傷が顔にある人に1番オススメと言えます。
傷跡や肝斑でもないシミの場合は、年齢や紫外線による肌老化が原因かも知れません。
このようなシミを老人性色素斑といいますが、実は20代でも紫外線を浴び続けるとなる場合があります。特に、手の甲や腕など、露出した顔以外の場所にもシミがあればその可能性が高いんですね。
肌老化が原因のシミに対策するコツは、とにかく早く気がついて対処する事です。シミが濃くなってからでは治療が難しくなるので「もしかしてシミ?」くらいの段階で美白サプリを飲み始めないといけません。
ビタミンやL−システインで肌を代謝させるのも大事ですが、肌を老化から守る抗酸化成分を摂取する事で肌老化シミを予防する事もできますよ。
具体的には、赤ぶどうの葉や明日葉、アントシアニンなどのポリフェノールや、βカロチン、ビタミンEなどの抗酸化成分の入った美白サプリがオススメです。
そうか、自分に合っているのはこんな美白成分なのね!とわかったところで、美白サプリをランキング形式で紹介したいと思います。
成分やこんな症状にオススメという情報も商品ごとにまとめましたので、自分に向いている美白サプリを失敗なく選べますね。
生薬とビタミンの力で美白や肌のハリ、シワ対策も全部叶える医薬品
ロスミンローヤルは、ビタミンCやL−システインがシミに効く以外にも、生薬が血行を促して顔色を明るくしてくれる第3類医薬品です。
そして注目なのが、小じわへの作用を承認された医薬品は国内でロスミンローヤルだけという事ですね。
ビタミンCで肌のコラーゲン生成が促されたり生薬が血行を促進するおかげで 、肌がプリっと潤い小じわ対策に良いんです。肌に凸凹が無くなると肌が白く見えるので、これも美白効果のひとつですね。
また、配合のビタミンB群がニキビや肌荒れに有効なのも魅力です。ビタミンB群はそれぞれ相互作用が働くので、種類を多く配合しているロスミンローヤルは他社商品より高い美肌効果が期待できるんですよ。
そして、生薬の血行促進効果がのぼせや耳鳴り、コリ、イライラ、生理痛、冷え、むくみのような症状にも良いので、女性に嬉しい成分が全部乗せの医薬品と言えるんですね。
美白やシワ対策、更年期や婦人科の辛い症状に、ロスミンローヤルは広くオススメですよ。
初回価格 | 1900円/1ヶ月分 | 定期購入割引 | あり |
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送料 | 無料(定期購入の場合) | 返金保証 | なし |
主な成分 | L−システイン・ビタミンC・ビタミンB群・ビタミンE・トウキ・シャクヤク・ブクリョウ・ニンジン・センキュウ・ローヤルゼリー・カフェインなど |
美白プラス敏感肌や脂性肌、ニキビ改善にもオススメの医薬品
ホワイピュアの特徴は、シミに効果があるL−システインやビタミンCのほか、ビタミンB群を2種類、エイジングケア作用があるビタミンEも配合している点です。
ビタミンB群は相互に作用しあう性質があるため、2種類以上の配合のほうが有効ですし、配合のビタミンB2もB6も皮脂の分泌をコントロールしたり、肌荒れやニキビに良い成分です。
なので、ホワイピュアは敏感肌や脂性肌でニキビと肌荒れが起きやすく、その傷跡がシミになりがちな人にオススメの医薬品なんですね。
ただ、1日の摂取上限量までビタミンCを配合しているのがホワイピュアの心配な点です。ビタミンCの過剰摂取による胃腸のトラブルなどがあるかも知れないので、デリケートな体質な人は注意しましょう。
初回価格 | 2,900円/1ヶ月分 | 定期購入割引 | あり |
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送料 | 無料(定期購入の場合) | 返金保証 | なし |
主な成分 | L-システイン・アスコルビン酸(ビタミンC)・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE |
美白医薬品の老舗だから安心して飲みたい人にオススメ
キミエホワイトはシミとそばかすに効く第3類医薬品で、美白を売りにした医薬品の中では老舗商品として有名でした。そこから有効成分を増やし、キミエホワイトプラスとしてリニューアルしたんですね。
シミやそばかすに効くL−システインの量が1日240mg、ビタミンCは500mgと高配合なので、手堅く美白したい時にオススメの医薬品がキミエホワイトプラスです。
値段も他の美白医薬品と比べてほどよくお買い得ですし、老舗商品の信頼感もありますよね。美白に安心と手堅さが欲しい時はキミエホワイトプラスが良いでしょう。
ビタミンB群も配合なのでニキビや肌荒れ対策にも有効ですが、パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)1種類しか配合していないのが少し残念ですね。
初回価格 | 1,900円/1ヶ月分 | 定期購入割引 | なし |
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送料 | 5,000円以上で無料 | 返金保証 | なし |
主な成分 | L-システイン・アスコルビン酸(ビタミンC)・パントテン酸カルシウム(ビタミンB5) |
美白サプリの効能を最大限生かすなら、尿によるビタミンの排出が抑えられる寝る前に飲むと良いでしょう。ビタミンを壊すタバコやお酒は控え目に、しっかり睡眠を取るのも肌を生まれ変わらせる秘訣です。
そして、顔の新陳代謝は他の部位よりも早く、1ヶ月ほどで肌細胞の多くが入れ替わります。 つまり、美白サプリが作用を発揮するのは最短1ヶ月程度かかるという事ですね。
また、全身の細胞が入れ替わるのは3ヶ月なので、その頃にはさらに高い作用を実感する事ができます。つまり、1ヶ月で肌が明るくなりはじめ、3ヶ月で代謝が高まりシミに作用しはじめるイメージですね。
白くキレイになった3ヶ月後の肌を想像しながら、ぜひ美白サプリを生活に取り入れてみて下さいね。