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    葉酸でつわりを軽減したり予防出来るって本当?

葉酸でつわりを軽減したり予防出来るって本当?

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妊活中や妊娠中、さらには授乳中にも欠かせない葉酸ですが、つわりの予防や軽減にも効果があるって知っていましたか?葉酸を摂取することの本当の意味や悪阻対策もまとめていますので、つわりが心配な方はぜひ一度目を通してください。

妊活に必須といわれる葉酸で、つわりを軽減したり予防出来るって本当?

妊娠したい人・妊娠が判明した人が積極的に摂るべき成分「葉酸」。巷では葉酸がつわり予防やつわり軽減にも効果があるなんて言われいますが、果たして真相は?

もし、葉酸を摂取しないでいると妊娠にどう影響するものなのでしょうか?やはりつわりはひどくなる?葉酸が「妊活サプリ」と呼ばれる謂れについてもまとめましたので、妊娠を考える方もぜひご一読ください。

妊娠したら誰もが経験する「つわり」はナゼ起きる?

つわりの症状も人それぞれで、なかには全く症状のでない人もいると言います。1人目は入院するほどの重症な妊娠悪阻だったのに、2人目は大したことなかった・・・なんてことも。

つわりといえば代表的なのは吐きづわり。ドラマなどで「ウッ」と手を押さえてトイレや洗面台に駆け込むやつですね。常にムカムカ感が続いて、なにを食べても吐いてしまう状態です。

このほかにも、匂いづわり・食べづわり・眠りづわり、あまり症状は多くないですがよだれづわり(唾液過多症)なんてのもあります。

諸説いわれはありますが、なぜつわりが起こるのかの原因は未だにはっきりしていません。

どんな症状がでるかは妊娠してみるまでわからず、解決先をあれこれ模索しながらつわりをやり過ごしていくというのが、多くの先輩ママたちのつわりの接し方です。

でも、前もってつわりを予防することはできないのでしょうか?もし妊活中でもできることがあるのなら、やって万全の体制で妊娠に挑みたいものですよね。

妊活に欠かせないといわれる葉酸。妊娠を経験した人のなかに葉酸を摂ることでつわりが楽になった人もいると聞きます。

もしかして世間には知られていないだけで、葉酸にはつわり予防の効果があるのでしょうか?

葉酸で「つわり」を予防することはできません

「つわり効果がある」と噂されていますが、つわりの原因がはっきりしていない現状では葉酸につわりの予防としての効果はあるとはいえません。

葉酸といえば「妊娠サプリ」の異名をもち、妊娠を希望する女性ならすでに摂取している人も多いのではないでしょうか?葉酸は妊娠前から摂取することで健康な赤ちゃんを産むことができるといわれています。

なぜなら、葉酸は血を作るビタミンであり、葉酸不足は胎児の神経管先天異常の発症リスクを高めます。神経管先天異常といわれてもピンとこないと思いますが、胎児の神経管に異常が起きると「無脳症」「二分脊椎症」になってしまうのです。

無脳症(むのうしょう)

「ブラックジャック」「コウノドリ」など、医療系のドラマや漫画で目にすることのある病名。大脳が全くないか小さな状態の胎児をいい、1万人に10人の割合で起こり75%が死産。運良く生まれても長くは生きられない場合がほとんど。(海外では2〜3年生存したケースもあります)

無脳症は妊娠4ヶ月以降の超音波検診で診断できますが、羊水検査ならさらに確実な診断をだせます。無脳症胎児であることがわかった場合、出産の母体のリスクを考慮して多くの妊婦が中絶を選択していると言われています。

二分脊椎症(にぶんせきついしょう)

本来脊椎のなかに通っていなければいけない脊髄が外にでている状態を指します。80%が腰部分にある下位脊椎に発症するため、生涯に渡って歩行をはじめとした運動障害やおしっこやウンチの排泄障害と付き合うリスクがあります。なかには無症状の場合もあります。

また、二分脊椎症の7〜8割が水頭症を併発するといわれ、脳脊髄液が循環できずに脳内にたまってしまい、頭痛やけいれんを起こしやすくなるといいます。


これらの異常は妊娠5週目の胎児に起こると言われており、発症リスクを少しでも低いものにするためには妊娠前からしっかり葉酸を摂取することが大切です。厚生労働省が推奨する葉酸の摂取量は以下の通り。

  • 非妊娠時:240μg
  • 妊娠中:480μg
  • 授乳中:280μg

見てお分かりの通り、妊娠中は通常の2倍の葉酸が必要です。

妊娠中といっても妊娠初期・中期・後期でも葉酸の必要摂取量は変わり、胎児の器官形成が始まる11週までの妊娠初期にはとくに重要。

このように妊娠中の赤ちゃんの発育と切り離すことができない葉酸ですが、

ただし、プレママのなかには無意識に過度のストレスを抱えている人も少なくありません。もし、つわりがストレスからくるものであれば、葉酸によって症状を軽くすることは可能ですよ。

ストレスが引き起こす「つわり」なら軽減する可能性はある

妊婦さんのなかには「ちゃんと赤ちゃんを育てられるだろうか」「お産が怖い」「もし流産してしまったら・・・」と、ストレスを抱え込む人も多いです。

マタニティブルーといって、ホルモンバランスが乱れにより精神的に不安定になりやすいのも、妊婦さんのよく起こる現象のひとつ。

葉酸には乱れたホルモンバランスを整える働きがあるんです。また、幸せホルモンの異名をもつ脳内伝達物質であるセロトニン。このセロトニンの合成にも葉酸が関係しているため、葉酸を摂ることで不安定になりがちな心を安定させる効果もあります。

実際にうつ病予防に効果があるとして、抗うつ剤と一緒に処方する医師もいるほど。また、ノルウェー公衆衛生研究所では「妊娠前〜妊娠期に葉酸を摂取した女性から産まれた子供は自閉症になる確率が低い」という研究結果を発表しています。

以上のことから、もし過度のストレスが自律神経を見出すことでつわりを起こしている場合、葉酸を摂取することでつわりが軽減する可能性はあります。

もしかしたら「葉酸がつわりに聞いた」という先輩ママたちは、自分がお母さんになることに強いプレッシャーを感じていたのかもしれませんね。責任感の強い人ほどプレッシャーは感じやすいもの。

つわりがひどくて飲んでも吐いちゃう、葉酸を摂取しても無駄?

葉酸はカボチャ・ほうれん草などの緑黄色野菜や、レバー・豆類に多く含まれています。身近な食材に含まれているので、割と気軽に摂取できるのですが、水や熱に弱いため調理法は工夫しなければいけません。

しかし、吐きづわりの場合はそんなことも言ってられませんよね。ひどい場合だと水を飲んでも吐いてしまうといいます。

葉酸を意識した食事をこころがけても、吐いてしまえば無意味なのでは?と感じるかもしれません。でも、吐いてしまっても多少は吸収されるので摂取する意味はちゃんとあります。

もし、食事からではなく葉酸サプリを飲もうと考えている人は、吸収率のあがる食後に飲むのがオススメです。

むしろ脅迫観念のように「絶対に葉酸を摂取しなければ!」と思ってしまうことのほうがいけません。つわりの間は「飲めたらラッキー」くらいの感覚で無理をせずに過ごすことで、お腹の赤ちゃんにとってもママにとっても心地良い生活ができるのではないでしょうか?

あまりにつわりが辛い場合は、無理せず休むことが改善への近道です。また、休息する以外にも

  • 吐いた後はうがいをする
  • 脱水予防のため水分だけは摂る
  • 締めつける下着はやめる
  • 気分転換や趣味に没頭してみる
  • 食事は小分けにする

うがいは胃液を洗い流して吐き気をとめるほか、虫歯になりやすいと言われる妊娠期の口内環境をキレイにする意味もあります。

吐くことが多いとどうしても脱水症状を起こしやすくなります。夏の季節はもちろんのこと、冬でも水分はこまめに摂るようにしましょう。

また、つわり中は食べられるならコンビニ食でも構いません。一度に食べてしまうよりは少ない量を小分けにして食べるほうが吐き戻すリスクが少なくて済みます。

つわりの吐き気を緩和してくれる成分

吐きづわりなら、吐き気を和らげる成分を摂るのも効果的。ビタミンB6・ビタミンB2・ビタミンB12・ビタミンK・小半夏加茯苓湯(漢方薬)がおすすめ。

  • ビタミンB6
  • ビタミンB2
  • ビタミンB12
  • ビタミンK
  • 小半夏加茯苓湯

ビタミンB6はピリドキシンともいい、吐きつわりがひどい時に病院で受ける点滴に含まれている成分です。ピドキサールいう錠剤はビタミンB6の化合物。

ピスタチオ・干し椎茸・バナナなどに含まれていますが、あまり含有量も多くなく、ビタミンB6だけ摂ってもあまり意味がありません。ビタミンB6はそれだけを摂取しても働かず排出されてしまうのです。

ビタミンB6を活性化させるのがビタミンB2。モロヘイヤや紫蘇・海苔などに含まれています。身近な食材で摂取するなら、ビタミンB6・B2はセットで摂取することを心がけて。

ビタミン12は葉酸と同じく悪性貧血予防の効果もあり、しじみをはじめとした貝類に多く含まれます。ただし、よほどの偏食じゃない限りビタミンB12が不足することはないでしょう。

ビタミンKは納豆・パセリ・紫蘇に多く含まれており、こちらも普通の食生活をしていれば不足することはありません。ただし、器官の発達していない新生児は産まれてまもなくビタミンK(K2シロップ)を投与して欠乏を予防するのが一般的。

漢方薬である小半夏加茯苓湯には、吐き気や嘔吐を抑制する生姜が含まれています。漢方薬なので効き目がマイルド、効果を感じにくい人もいるかもしれません。

吐きづわりがひどい人には葉酸サプリが最適

つわりがひどすぎて葉酸を全く摂っていなくても、健康に産まれた赤ちゃんはたくさんいます。でもなるべく葉酸を摂っておきたいと思うなら、味に影響しないサプリがおすすめ。小さめの錠剤にしておくと吐き気をもよおしにくいです。

さらに葉酸サプリの良い点は、葉酸だけでなく上記にある吐き気を緩和してくれる成分が配合されたものが多く市販されている点です。

摂取量が明確ですし、たった1粒で数ある成分を同時に摂れるのがいいですよね。吐きやすいのならなおさらです。

葉酸を意識しすぎるのはNG!無理のない妊娠ライフを

妊娠は小さな赤ちゃんの命がかかっているため、ママを希望している人・妊娠中の人はどんな些細なことでも真剣に取り組もうとしがち。割と頭がガチガチになりやすいです。

ですが、やりきれないことを頑張りすぎてストレスを溜めてしまっては本末転倒です。まずは無理なくできる範囲からやっていくことで、辛いつわりも乗り切れるのではないでしょうか?

あくまで先天性異常のリスクを下げたり、妊娠しやすい体質づくりに最適な栄養素なだけであって、葉酸が妊娠・出産するための絶対条件ではありません。

読んでいる人のなかには、すでにお子さんがいて二人目・三人目を希望しているお母さんもいるかもしれません。二人目不妊という言葉があるように「一度出産を経験しているにもかかわらずなかなか妊娠できない」ケースは意外とあります。

不妊の要因はさまざまですが、前回の出産によってホルモンバランスが乱れてしまった可能性もあります。こういう場合でも、妊娠の確率をあげるにはやはり葉酸の摂取は望ましいのですよ。

また、一人目の妊娠でひどいつわりを経験した人はつわりが怖く感じる人もいますよね。上の子を育児しながらつわりになるなんて考えられませんよね。でも、最初に説明したようにつわりは毎回同じというわけではありません。

確かに大変ではありますが「上の子の面倒で手一杯でつわりを気にしてる余裕がなくてあっという間に出産日だった」なんていう先輩ママもけっこういるんですよ。(え、慰めになってない?)

なかには妊娠後期まで続くつわりの人もいますが、つわりは必ず終わる日がきます。その先には待ちに待ったベビーとの対面が待っていますよ。まずは赤ちゃんの栄養になるものをしっかり摂って、妊娠しやすい体質の準備をはじめませんか?

 

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