妊活には漢方薬が効果的って本当?

妊活には漢方薬が効果的って本当?

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漢方って、妊活にも良いと言われているのをご存知ですか?漢方をはじめとした東洋医学の世界と妊活って、意外にも好相性なんです。そこで今回は、漢方薬と妊活の関係について焦点を当ててみました。

妊活には漢方薬が効果的って本当?具体的にどんな漢方薬が良いのかまとめてみました

妊活中に摂取しておきたいものといえば、葉酸が有名ですよね。

しかし、葉酸のほかに漢方薬も不妊に効果的だといわれているのは知っていますか?最近では、漢方を処方する産婦人科やドクターもいるほど。

妊活に効果的な漢方とはいったい何なのか?まとめてみました。漢方の特徴やコスト面も合わせて紹介していきますね。

漢方薬が妊活に良いとされる理由

まず一つ目に、漢方薬に「薬」がついていますが、自然の植物から作られているため、医薬品にくらべて身体への負担が少ないこと。医薬品は即効性がありますが、その分副作用も大きく出てくる可能性があります。しかし、漢方薬は効き目はゆっくりですが、副作用が少ないのが特徴です。

つづいて、二つ目。基本的に、クリニックでは「妊娠させる」ことを目的としています。しかし、漢方薬はその人の体質を改善し整えることが目的で、結果「妊娠しやすい体質づくり」となります。

漢方薬が不妊に効果的というよりは、不妊の原因がそもそも体調不良に潜んでおり、それを改善することで自然妊娠に繋がる・・・というほうが正しいかもしれません。

不妊治療の約10%が原因不明といわれています。漢方薬は、そういった原因不明な症状や未病(病気まではいかないけど体調が悪い)に対しても有効です。さらに個人に合わせて薬を配合してくれるので、より症状に適したものを処方してもらえます。

さらに、漢方薬と不妊治療を並行して行うこともできるので、妊娠しやすい身体づくりを続けながら妊娠を目指すことも可能です。もちろん、併用するには副作用などの面から、主治医に相談する必要がありますよ。

妊活不妊で悩む人に多い多嚢胞性卵巣症候群(PCO)。排卵障害のひとつで、20人に1人という高割合で起こると言われています。月経周期が35日以上・月経が不規則・ニキビが多い・毛深い・肥満などが自覚症状としてあげられます。

多嚢胞性卵巣症候群だと、排卵しにくく排卵日が不規則なため、不妊治療をしていても妊娠は難しいとされています。さらに、不妊治療では排卵誘発剤などを用いて、無理やり排卵させることになるのですが、この治療法は副作用も重く、身体への負担も強め。しかし、漢方薬なら、多嚢胞性卵巣症候群の改善にも効果的。

妊活にオススメの漢方薬はこれ

妊娠するためには、妊娠の大敵ともいえるストレス・低体温・冷えを改善させることが重要になってきます。冷えは女性に多い症状のひとつですが、とくに子宮や卵巣は冷えやすい傾向にあります。

子宮・卵巣が冷えていると、生理痛が重くなったり、生理不順を招きます。それどころか排卵や着床にも影響を及ぼし、不妊につながります。

部分的な冷えでも、それだけで体温を下げてしまいます。体温が低いと血流が悪くなるため、免疫力・基礎代謝が下がります。太る原因にもなるので、なるべくなら平熱36.5度程度に保っておきたいものです。

低体温や身体の冷えを防ぐには、入浴や厚着をするだけではダメ。外側からだけでなく、身体の芯から温めることが必要。その方法のひとつとして漢方薬があります。今回は妊活の大敵に効果的な5つを紹介します。

婦人科系のつよい味方〜当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)〜

不妊だけでなく、女性特有の症状に効果的。冷え性・貧血・肩こり・更年期障害など、体力のない痩せ型さんに向いている漢方薬。妊娠中の流産防止やつわりの軽減、出産時の陣痛を和らげる効果も期待できます。

コスト面:1ヶ月5〜8000円程度 摂取方法:錠剤か顆粒で食前・食間に水や白湯で服用。

注意点:この漢方は華奢で色白、虚弱体質の人向けなので、体力があり血色の良い人には向かない。胃腸の弱い人は吐き気を催すこともある。

血のめぐりを良くする〜桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)〜

体力はあるけど、血流が悪い人向け。血のめぐりの悪さは子宮にも影響します。この漢方薬は血流を促進することで、赤ちゃんの育つ子宮状態を整える働きがあります。子宮内膜症の改善にも期待できる。

コスト面:1ヶ月5〜8000円程度 摂取方法:錠剤か顆粒で食前・食間に水や白湯で服用。

注意点:体力が低下しすぎている時には使用しない。副作用として、発疹やかゆみ、胃の不快感や食欲不振があげられる。血のめぐりがよくなりすぎるとかえって流産・早産の原因となる。妊娠したら必ずドクターに相談すること。

血液増加で体質向上〜婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)〜

「女性の宝」と称されるほど、女性の健康に欠かせない漢方薬。貧血・冷え性・生理不順に効果が期待できる。血のめぐりをよくする漢方薬としてもしられ、血流がよくなると身体が温まりやすく、妊娠しやすい体質に近づきます。また、血が増えることで、肌に潤いとハリが生まれるので、美容効果も。

コスト面:1ヶ月5000円程度 摂取方法:液体タイプなので、容量を水やお湯で割って飲む。

注意点:湿疹やアトピーで幹部が腫れていると悪化する恐れあり。基礎体温が高めな人が使用すると、乱れる危険あり。腹痛や下痢の副作用あり。

妊活中のストレスと戦う〜加味逍遥散(カミショウヨウサン)〜

ホルモンバランスにも働きかけるので、生理周期を整える効果も期待できます。妊娠を焦るあまり、イライラしたりクヨクヨするのはNG。ストレスから生まれる活性酸素が卵巣の老化を進めてしまい、不妊につながることもあります。

この漢方薬はそんなメンタルが不安定な状態や、不眠などを解消する働きもあります。また便秘にも効果的。

コスト面:1ヶ月5〜8000円程度 摂取方法:錠剤か顆粒で食前・食間に水や白湯で服用。

注意点:副作用として、食欲不振や吐き気を催す恐れがあるので、胃腸の弱い人には向かない。また、体力旺盛な人には不向き。皮膚を乾燥させる作用もあるので、いつもより保湿を意識する。

甘草(カンゾウ)を含む薬と併用すると、偽アルドステロン症を引き起こす場合があります。偽アルドステロン症とは、カリウムが低下して筋肉障害・不整脈を起こしたり、ナトリウムが増加してむくみ・体重増加を招く症状です。甘草の主成分は、甘味料として加工食品に幅広く使われており、知らず知らずに摂取してる可能性が高いので注意。

生殖機能アップ!男性不妊にも〜八味地黄丸(ハチミジオウガン)〜

泌尿器・生殖器に効果があるため、35歳以上の妊活さんにオススメ。卵巣の若返りが期待できるこの漢方薬は、男性の生殖器にも有効的。精子の濃度や運動率、勃起障害を改善することで、妊娠へとつながるケースもあります。夫婦で不妊治療に取り組むには、もってこいの漢方薬といえるでしょう。

コスト面:1ヶ月5〜8000円程度 摂取方法:錠剤か顆粒で食前・食間に水や白湯で服用。

注意点:食用区不振・吐き気・動悸や舌のしびれ感などが副作用としてあげられる。身体の冷えを改善する効果があるため、体温が高かったり、汗をかきやすい人には向かない。また、体力がある人もNG。服用して下痢症状が続くようなら中止すること。

ちなみに、摂取方法に記載されている食間とは、食事の最中に摂取するのではなく、たとえば朝食と昼食の間のことを指します。おおよそ食後2時間くらいが目安となります。

妊活中に漢方薬を摂取するときに注意すべき点

妊活に効果的だといっても、自己判断に漢方薬を摂取するのはNG。インターネットで市販されている漢方薬も多いですが「自分にはコレが向いているだろう」と安易に決めつけず、専門家の指示を仰ぐことが、早期体質改善に繋がります。市販の漢方薬より、医師の処方箋に基づいて購入するほうがコストを抑えらます。

飲んだら頭痛が治る・・・というような医薬品とは違い、漢方薬に即効性はありません。排卵日あたりで飲んだからといって、効果が出るものではないのです。

最低でも1ヶ月以上は飲み続けることが大事。習慣化させることで、妊娠に備えた体質づくりをしていきましょう。ただし、漢方薬は副作用が少ないといっても、絶対ナイということはありません。主治医には必ず申告して、妊活に励んでくださいね。

 

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