更年期に太りやすくなる理由とその対策

更年期に太りやすくなる理由とその対策

更年期に太りやすくなる理由とその対策のイメージ
お腹や背中にたるんだ脂肪が乗る、女性の更年期太りは深刻な悩みですよね。若い頃は細かったのに、更年期になるとどうして太ってしまうのでしょうか。ここでは更年期の女性が太る原因と、健康的に痩せる具体的な対策を紹介したいと思います。

女性が更年期に差し掛かると太る傾向にあるのはなぜ?その原因と効果的な対策方法

体がダルいしイライラする、コリやしびれが辛い…これって更年期?と思った時、一緒に体重も増え始めてしまった人もいるのではないでしょうか。

具合が悪い上に体重も増えるだなんてショックだし、人にも言いにくいですよね。

実は、更年期で太る問題は努力というよりも健康の問題があるので、普通のダイエットとは違う対策も必要なんです。そこで、更年期の女性が太る原因と、その対処方法を紹介したいと思います。

女性が更年期になると太るのは本当?

女性の更年期障害とは、年齢とともに女性ホルモンが減少し始め、その影響で生きるための機能を調整する自律神経が不調になる事です。

自律神経は、汗や血のめぐりなどを環境に合わせて調整してくれますが、そこが狂ってしまうと汗が止まらなくなったり、血行不良を起こして冷えや肩こりが起きたりするんですね。

それが肥満と関係があるの?と思われるかもしれませんが、実はこの自律神経の乱れやホルモン不足が太る原因を作るんです。

更年期で太ってしまう3つの理由

  • 自律神経の乱れで血行不良になりエネルギーが燃えにくくなる
  • 女性ホルモンの不足で中性脂肪の代謝が落ちて内臓脂肪化する
  • イライラや不安を乗り切るためについ食べ過ぎてしまう事も

上手に燃やせないエネルギーが脂肪になって溜まりがち

人間の体は37兆個もの細胞が集まって出来ていますが、そのひとつひとつにエネルギーを届けて燃やす事で、人間は元気に活動する事ができます。

そのエネルギーや酸素など、細胞が生きるために必要なものを運ぶのが血液などの体液なんですね。更年期障害になるとその血液のめぐりが悪くなるため、エネルギーが細胞に届きにくくなります。

つまり、栄養が上手く使われない、使われないエネルギーが体に溜まって脂肪になるので、更年期の女性は若い頃より太りやすいんですね。

女性ホルモン不足が太る悪循環を作ってしまう

また、女性ホルモンが減少する事も太る直接原因のひとつです。

女性ホルモンのエストロゲンは血の流れを順調にする作用がありますが、更年期でそのホルモンが減ってしまうと血液が流れにくくなります。

そうなると、エネルギーとして活用できたはずの中性脂肪が使われず、内臓脂肪として体に溜まってしまうんですね。

特に、内臓脂肪は肝臓に溜まりやすく、その影響でエネルギー代謝を促すインスリンも分泌されにくくなり、さらに脂肪を蓄えてしまうんです。

つまり、女性ホルモン不足は脂肪を燃えにくく溜まりやすくするので、太る悪循環を起こすんですね。

イライラが原因で過食になってしまう事も

また、更年期障害といえばイライラや不安、気分の落ち込みも悩みですよね。心の辛さを食べる事でやり過ごそうとして、結果的に過食になり太ってしまう事もあるんです。

更年期障害のイライラや不安は、自律神経の乱れで起きた体調不良が原因だったりします。その不調が原因で動けない、痛い、辛いというストレスが心を蝕むんですね。

なので、更年期のイライラで食べ過ぎて太ってしまっても自分を責めてはいけません。まずは体調不良の改善を1番に考えましょう。

更年期太りに対策する方法をマスターしよう

更年期の女性が太ってしまうのには色んな理由があったんですね。では、ついてしまった脂肪を落とす方法や予防法もお伝えしたいと思います。マスターすれば、健康と美容が保てる方法ばかりですよ。

更年期でついた脂肪を落とす5つの対策方法

  • 週3回以上30〜60分の有酸素運動で代謝UP
  • 1日7〜8時間の睡眠で食べ過ぎストップ効果
  • カロリーは1日1,600kcal程度に抑えよう
  • イライラ過食はお医者さんと薬に頼る方法も
  • 更年期サプリや生薬でケアするのもかなり有効

有酸素運動に加えて筋トレもすれば完璧

更年期に限らず、ダイエットの基本は運動ですよね。今ついている内臓脂肪を落とすには、週に3日以上、30分から1時間程度の有酸素運動がオススメですよ。

たとえばウォーキングや水泳、ダンスや自転車など、自分が続けられそうなものを選ぶと良いでしょう。

有酸素運動は血行を良くするだけでなく、善玉コレステロールを増やして、血管の流れを邪魔する悪玉コレステロールを回収してくれる作用も期待できます。

つまり、運動で血がサラサラになり代謝が促され、内臓脂肪が燃えやすくなるという事ですね。

体力に余裕のある人は、さらに筋トレも追加すると良いでしょう。筋肉を鍛えると脂肪の代謝を促すホルモンも分泌されますし、鍛える筋肉によっては血行や代謝もグンと良くなります。

血のめぐりが良くなるので、つらい更年期障害の緩和にも筋トレはオススメですね。筋トレメニューは体調や体力によって変わるので、ジムで自分に合ったメニューを相談するのも良いでしょう。

よく眠ると満腹感が高まって食べ過ぎない

そして、ダイエットには睡眠も大切です。眠る時間が足りないと、空腹感を感じるホルモンのグレリンの濃度が高くなり、食べ過ぎの原因になるんですね。

逆に、満腹感を与えるホルモンのレプチンは7〜8時間以上眠ると分泌量が増えるので、痩せたいならしっかり眠りましょう。

アメリカで1万8000人を対象にしたデータでは、睡眠時間が4時間以下の人は、十分に眠っている人よりも73%も肥満になりやすいというデータもあるくらいです。睡眠不足は太るんですね。

食べ過ぎ予防のほか、更年期のイライラや体調不良をケアするためにも、しっかり睡眠はとりたいですね。

イライラして食べすぎる時はお医者さんに相談も

ただ、よく眠って食べ過ぎないでと言われても、イライラや不安があると上手くいかない事もあります。

あまりにイライラや不安が辛い場合は、心療内科や精神科などを受診して「イライラしてつい食べ過ぎてしまう、眠れない」などの心配を先生に相談してみましょう。

自分で食欲をコントロールできない時は、お薬でイライラ過食を抑えるのも方法のひとつですよ。

カロリーオフは無理のない範囲で

そして、どんなダイエットでも同じですが、カロリーの摂りすぎは太る原因の王様です。カロリーを計算して、1日1,600kcal程度に収められれば、かなり順調に痩せる事ができますよ。

揚げ物は脂質が多いですし、お酒もなかなかハイカロリーなので控えましょう。さらに、焼きそばなどの麺類やパンも炭水化物と糖質が多いので、なるべくご飯を食べるようにしたいですね。

また、食事の最初に野菜を食べる事で、血糖値の急上昇を抑えて脂肪をつきにくくするベジタブルファーストもオススメの食べ方ですよ。

ダイエット用の低カロリーなスムージーやシェイク、青汁と食事を置き換えるのも良いですね。満腹感があるように作られているので、楽にカロリーカットできてオススメですよ。

生薬やサプリも内臓脂肪対策にオススメ

また、血行を促進する生薬や、女性ホルモンを補う成分配合で更年期の症状を和らげるサプリメントもダイエットに役立ちます。

冷えやコリが辛い人は血行不良が強いので、高麗人参やトウキ、シャクヤクなどの生薬がオススメですね。コリや冷えより中性脂肪とコレステロール値が気になる人は、大豆由来の更年期サプリも良いでしょう。

また、エネルギーとして脂肪を燃やすには代謝酵素が必要で、その酵素が働く時に必要な補酵素がビタミンCやビタミンBです。ぜひ、生薬や大豆成分と一緒にビタミンも摂取したいですね。

栄養を取り込むだけでは脂肪になってしまうので、それを順調に細胞にとどけて燃やす、溜め込まないための成分をサプリや生薬で補いましょう。

好きな事を活発に楽しむのが1番のダイエット

更年期で太ってしまう原因とその対策を紹介しましたが、自律神経を狂わせるのはストレスも一緒です。子供や夫婦の事、親の介護、お金の事と更年期世代は責任世代なので、そのストレスは大きいですよね。

更年期を軽くするには笑顔で好きな事を楽しむのが一番です。体を動かす趣味も良いですし、お友達とのおしゃべりも良いでしょう。とにかく、ストレスを溜めない事が大事です。

最初は気がひけるかも知れませんが、体調が悪い日は休む事も大切ですね。できる事をできるだけ、自分のためにダイエットをして自信を取り戻しましょう。

 
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