サプリマガジン
    症状によって違う更年期障害の原因と対策

更年期障害の原因と症状別の対策方法

症状によって違う更年期障害の原因と対策のイメージ
ひとくちに更年期障害と言っても症状は十人十色です。頭痛やホットフラッシュ、イライラや落ち込みなど様々ですよね。実は、それぞれの症状には別の原因や対策がある事はご存知ですか?ここでは、症状別に更年期障害の原因やその対策について解説します。

更年期障害って、何が原因になっているの?症状ごとに異なる具体的な対策方法

更年期障害とは、女性ホルモンの分泌量が減る事で起こる様々な不調を指します。女性ホルモンの不足で自律神経の乱れが起こり、ホットフラッシュやめまい、イライラなど様々な症状を引き起こすんですね。

ただ、これは更年期障害を全体的に見た時のお話です。実は症状ごとに原因があり、それを知る事で不調に対処する事ができるんですよ。

ここでは、更年期障害の症状別に見た原因とその対策をまとめたいと思います。

更年期障害には症状別に原因がある

最初で触れたように、更年期障害の原因は女性ホルモンの不足ですが、実はホルモンバランスのくずれが引き起こす第二の原因が存在します。

どういう事?と思われるかも知れませんが、たとえば手の痺れや体の冷えなどの症状がありますよね。

これは、ホルモンのバランスが崩れた事によって自律神経が乱れ、血管の収縮がコントロールできずに血行不良になってしまった事で起こります。

つまり、痺れや冷えの第二の原因は血行不良という事ですね。この血行不良に対策してあげる事で、症状を軽くする事ができるんです。他の症状にも同じように第二の原因が存在します。

更年期障害の症状が現れるメカニズム

では、更年期障害の症状はどのような経緯で現れるようになるのかを説明していきます。

まず、女性ホルモンの減少で自律神経が不調になり、それが原因で様々な症状が発生するようになります。

例えば、

  • 血行不良が起こる → 手足の痺れ・頭痛・肩こりが起きる原因に
  • 自律神経の乱れ → めまい・ホットフラッシュなどが起きる原因に
  • 体調不良によるストレス → イライラ・不眠・うつに発展する事も

こういったことが原因となり、徐々に症状が現れてくるんですね。

つまり、更年期障害そのものの原因が女性ホルモンの不足、直接の症状を引き起こす第二の原因が血行不良や自律神経の乱れ、体調不良によるストレスなんです。

それぞれ第二の原因にアタックすれば、更年期障害の症状はだいぶ軽くなります。その方法をこれからお伝えしますね。

血行を良くして手足のしびれや冷えを軽くしよう

まず、更年期障害で辛いのが手足のしびれや冷え、頭痛、肩こり、腰痛などです。今辛いこの症状を軽くするには、とにかく血行を良くする事が大切です。

血行を良くする3つの方法

  • 血行を促す漢方・生薬・サプリメントを飲む
  • 毎日30分程度の軽い有酸素運動を習慣にする
  • 辛い部位をカイロや蒸しタオルなどで温める

血行を良くするには漢方や生薬、サプリメントなどが有効です。人参やセンキュウ、シャクヤク、トウキなどが入っているものを選ぶと血行が良くなり症状が楽になりますよ。

他にもウォーキングなどの有酸素運動や、つらい部位をカイロや蒸しタオルで温めるのも効果的です。

ちなみに、生薬を飲んだり体を動かすと、女性ホルモンを分泌する卵巣付近の血行も良くなります。そうする事で女性ホルモンの分泌も活発になり、更年期障害全体が緩和される可能性もありますよ。

自律神経を整えてめまいやホットフラッシュを抑えよう

血流や脈、汗など生命維持活動を調整する自律神経が不調だと、めまいや耳鳴り、動悸、ホットフラッシュ、虫が体を這うような錯覚があったりと、様々な不調が出てきます。

この症状を軽くするには、自律神経の切り替えがスムーズに行くように整えてあげる事が大切なんですね。

どうして自律神経が乱れると具合が悪くなるの?

自律神経には二種類あり、交感神経と副交感神経がスイッチのように切り替わって体の機能を調節します。

  • 交感神経…興奮・緊張した時にON。コントロールできないと動悸やホットフラッシュの原因に。
  • 副交感神経…リラックスした時にON。副交感神経を優位にすると更年期障害の症状が楽に。

わかりやすく例えると、怒ったり怖かったりすると胸がドキドキしたり汗をかきますよね。逆にリラックスするとそういう事は起こりません。

これは、怒りや恐怖で緊張した時に入るスイッチ、交感神経が優位に働く事で「脈を多くしろ、汗を出せ」という指令が自律神経から出ているんです。

つまり、更年期障害で自律神経の調子が狂うと、別に必要のない場面でも汗や胸のドキドキなどが起きるんですね。これが動悸やホットフラッシュなどの原因です。

交感神経を刺激しないように気をつけながら副交感神経が優位になるよう自律神経を整えると、更年期障害の症状を楽にする事ができますよ。

自律神経を整える3つの方法

  • 38度くらいのぬるいお風呂にゆっくり浸かる
  • 適度な運動と睡眠をたっぷり取る事を習慣にする
  • 熱い飲み物や辛い香辛料などの刺激は避ける

副交感神経を優位にするには、とにかくリラックスが大切です。ぬるいお風呂に浸かったり、運動や睡眠でストレスを解消したり、何か趣味を持つのも良いですね。

それと一緒に、熱い飲み物や香辛料も控えてみましょう。温度や味の刺激で交感神経が刺激され、自律神経の乱れが悪化する事があるからです。

もし、不眠や体調不良があって睡眠がとれない場合は、精神科や心療内科に相談してお薬を処方してもらう方法もあります。とにかく体をリラックスさせて休む事が大切ですよ。

更年期のイライラや落ち込みを乗り切る心構えとは?

最後に、もしかして一番つらいのが心の更年期障害かも知れません。最初に体調不良があり、体が思うように動かない事がストレスになって精神を病んでしまう事があるんです。

つまり、体調が悪くても「更年期だもの具合悪くて当然よ!夫と子供には自分の事は自分でしてもらいます。」という人は心の更年期になりにくいと言えますね。

ただし、真面目で良い母、良い妻、良い社会人でいようと努力してきた人ほど体調不良がこたえてしまうんです。

心の更年期障害を乗り切る3つの方法

  • 体調不良は更年期だから仕方ないとキッパリ割り切る
  • 家族にはどんな風に助けてほしいのかハッキリ伝える
  • 趣味を楽しんだり友達と話す機会を増やすようにする

心の更年期になりやすい真面目な人ほど難しい事ですが、「体調不良で何が悪いの!」と割り切る事が大切です。今までみんなのために頑張ってきたのですから、自分が休む事を許してあげて下さい。

そして大切なのが、体調不良やイライラ、気分の落ち込みを家族に伝える事です。悪意はなくても、辛さを察する事が苦手な人もいます。はっきり言葉でどう辛いのか、どう助けてほしいのかを伝えましょう。

気持ちを明るく保つのに、趣味を持ったりお友達とおしゃべりするのも効果的です。存外、お友達も更年期障害に悩んでいたりするかも知れません。辛さを理解してくれる人をできるだけ増やしましょう。

更年期障害は治すのではなく乗り切る姿勢が大切

更年期障害は辛いですが、妊娠出産の頑張る時期を乗り越え、自分をいたわるステージに入ったサインとも言えます。

そして、更年期障害は体の移行期間に起きる症状なのでいずれは終わるんですね。問題は、いかにその不快な時期を乗り切るかです。治すよりも乗り切るつもりで、更年期障害と向き合いましょう。

 
ページのトップへ