消費者庁が認めるトクホの乳酸菌はどう違う?

トクホの乳酸菌サプリと一般のサプリは何が違う?

消費者庁が認めるトクホの乳酸菌はどう違う?のイメージ
TVのCMなどで良く目にするようになったトクホ。特に乳酸菌飲料やサプリなどで多く見かけますが、トクホのメリットとは何なのでしょうか?ここでは、一般の商品との違いについて詳しくお伝えします。

消費者庁が認めるトクホの乳酸菌サプリやヨーグルトは他の商品と何が違うの?

TVのCMでよく流れる「国が認めたトクホの商品です!」という言葉、よく聞きますよね?

ヨーグルトや乳酸菌飲料についているトクホマークは、なんとなく体にいい食べ物・飲み物の印なのかな?という印象なのではないでしょうか。そもそも、トクホとは一品以外を選んでは効果がないのでしょうか?

トクホとそうでない商品の違いと、選び方を考えていきましょう。

トクホ(特定保健用食品)は消費者庁が効果を認めた印

よく聞く言葉のトクホとは、特定保健用食品の略で消費者庁が効果を認めた食品という意味です。国に安全か・効果があるか示して審査を通らないと、トクホを名乗ることはできないんですね。

トクホの効果が気になるから買ってみようかな?と思ったときは、まず成分表示の許可表示内容の部分を見てみましょう。国がこの商品に認めた効果が書かれています。乳酸菌飲料やヨーグルトにもトクホマークがついているものがありますのでチェックしてみましょう。

乳酸菌は胃液や熱で死んでしまいがちでデリケートな細菌なため、健康効果を発揮する前に死んでしまう商品も少なくありません。トクホの審査を通過した商品の乳酸菌は、生きたまま腸に届くことが証明されているので効果が期待できるんですね。

日本健康・栄養食品協会の特定保健用食品表示許可品目によれば、乳酸菌を含む食品の区分で認められている効果は大きく分けて5種類です。

  1. 病原菌の増殖を防ぐ(病気の感染を防ぐ)
  2. 腸内の腐敗を抑える(肝臓障害・動脈硬化・高血圧のリスクを下げる)
  3. 腸を刺激してスムーズな排便を促す
  4. 抵抗力を高める
  5. コレステロール値の上昇を抑える

科学的にこの効果を認められたものが、現在トクホマークをつけてお店に並んでいるんですね。

乳酸菌を選ぶならトクホがいいの?

ここまで、トクホが消費者庁に効果を認められた商品ということに触れましたが、ではトクホではない商品は効果がないのでしょうか?たしかにトクホの商品は効果が認められていますが、審査を受けていないだけで、それ以外の商品でも効果的な商品はあるんです。

乳酸菌をはじめ、健康にいい食品は続けなくては意味がありませんので、価格が高いトクホの商品は続けにくいという欠点もあります。

そして国立健康・栄養研究所発表によれば、トクホに認められている乳酸菌類を含む食品はヨーグルトと乳酸菌飲料のみで、その他の乳酸菌を含む食品で認められたものは、2015年12月現在まだありません。その他の食品に含まれる乳酸菌サプリメントは、乳酸菌が生きて腸まで届くよう開発された商品で、トクホのヨーグルトや乳酸菌飲料と成分や菌の量などでは負けない力を持っているとされています。

ではなぜトクホと認められるようにしないの?と思われるかもしれませんが、トクホと認められるまでには大変長い道のりとお金がかかるのです。

まず商品の効果を科学的に確認して論文を書き、専門家の審査を受け、その分野の学会機関誌や専門の雑誌に載る、という難しい条件をクリアしなくてはいけません。お金の面でも、効果を確認するため人体実験を行ったり申請に必要な経費を入れると、数千万から億単位でお金がかかります。さらに長い開発期間が必要だったり、大きな会社でないとトクホの認定までたどり着くことができないのです。

トクホの商品がそうでない商品に対して割高なのは、その分お金と手間暇をかけてじっくり効果を検証し開発しているからなんですね。対してトクホの認定を受けていない商品は、開発に高額な実験費用などのお金をかけていないので、価格は控えめに抑えることができます。

買うほうがよく勉強して、トクホではないけれどたぶん近い効果があるのでは?という商品を選ぶ方法もあるんですね。乳酸菌の効果や左右する条件をよく知って、賢く選びましょう。

  • 乳酸菌が生きて腸まで届くことが明記されている
  • 乳製品乳酸菌飲料もしくは発酵乳と表示されている
  • 悩みにあった乳酸菌の種類が配合されている

まずパッケージに「生きて乳酸菌が腸に届く」と書かれているものに注目してみましょう。胃酸や熱に強い乳酸菌を多く使ったヨーグルトや、腸に届いてから溶けるカプセルを開発しているサプリメントなどを選んでみましょう。

あと成分表示の部分に書かれている区分も大切で、乳酸菌飲料なら乳製品乳酸菌飲料・ヨーグルトなら発酵乳と書かれたものを選びましょう。乳製品乳酸菌飲料や発酵乳は一定以上の数乳酸菌が含まれている商品でなければ表示できません。乳酸菌飲料とだけ表示されているものは、比較的乳酸菌が少ないものを指すので注意が必要です。

そして自分の悩みに合った乳酸菌を含んでいることも大切です。菌の種類で「これが入っているのがいいな!」とチェックしてからお店に行くといいでしょう。どの菌がどんな効果を持っているのかは「乳酸菌の種類とそれぞれの働きについて」を参考にしてください。

高価だけど大企業が徹底的に効果を証明したトクホの商品と、お手頃価格だけど効果のあるものを見極めなくてはならないそれ以外の商品があるんですね。

それぞれメリットもデメリットもありますが、続けられることと、しっかり効果のあるものが選べるかを大切に、自分のライフスタイルや考えに合わせて選びたいですね。

 
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