葉酸を多く含んでいる食品と過剰摂取のリスク

葉酸を多く含んでいる食品と過剰摂取のリスク

葉酸を多く含んでいる食品と過剰摂取のリスクのイメージ
葉酸は、どんな食品に多く含まれているのでしょうか?また、妊娠中は積極的に摂ったほうが良いと言われていますが、過剰摂取によるリスクはないのでしょうか?

葉酸の摂り過ぎは要注意!?葉酸を多く含んでいる食品と過剰摂取による危険性の有無について

これから赤ちゃんが欲しい、そう思っている方にとって葉酸は気になる成分ですよね。ただ、闇雲に摂取をすることにちょっとした不安を感じてはいないでしょうか?

これから授かる赤ちゃんが、元気で健康にすくすく育つように。。お母さんに不安な気持ちがあると、お腹を通してお子さんに伝わると言われています。

だからこそ、今ある不安は今のうちに取り払ってしまいましょう(^^)

葉酸の過剰摂取の危険性について

妊娠の1ヶ月以上前から妊娠初期(妊娠3ヶ月頃まで)は葉酸が不足しやすいです。

そして葉酸不足が原因で胎児は「神経管閉鎖障害」になるリスクが高く、その対策として葉酸サプリを用いて1日のうち葉酸を400μg摂取することが望ましいとし、1日の上限は1000μgまでとされています。

「1日の上限1000μgまで」とされているのは、1日の上限を超えることで赤ちゃんが喘息やアレルギーになりやすいと言われているため。ちなみに、通常時は200μgで構わないのですが、妊娠時は400μgにまで必要量が増加するのです。

この考え方の、もともとは「1992年のNew England Journal」によるものです。

ちなみに、日本では2000年に厚生省(現在の厚生労働省)より、栄養補助食品による補いを推奨する通達が出されました。

そもそも葉酸はほうれん草から発見された成分ですが、例えばほうれん草で1日分の葉酸を摂取しようとすると、茹でたほうれん草だとおよそ1.5kg食べる必要があり、毎日続けるのは難しいため葉酸サプリメントによる補いが有効という訳なのですね。

また、葉酸サプリで栄養を摂取できていることで安心してしまい過剰摂取になる可能性も否めません。葉酸が多く含まれている食品を大量に摂るときは、過剰摂取にならないよう気をつけましょう。

葉酸が多く含まれている食品一覧

  • 1位 レバー(肝臓)
  • 2位 うなぎ(肝)
  • 3位 うに
  • 4位 えだまめ
  • 5位 モロヘイヤ
  • 6位 パセリ
  • 7位 ほうれん草(生)

レバー(肝臓)は量が多い順に【鶏】→【牛】→【豚】となっています。

鶏レバーは100g当たりの葉酸含有量は1300μg。うなぎの肝は380μg。

葉酸が大量に含まれていることで有名な生のほうれん草でも210μgなため、レバーの葉酸含有量の多さは若干特殊といえるでしょう。

レバーが好きな方は特に、過剰摂取には気を配る必要があると言えますね。

ビタミンAの過剰摂取も危険!?

妊婦さんによる過剰摂取が懸念される成分としては、葉酸だけではなくビタミンAも挙げられます。

妊娠のおよそ3ヶ月頃までの間にビタミンAを続けて過剰摂取をすることによって、生まれてくる赤ちゃんに奇形が生じるリスクがあるとされています。妊婦さんにおけるリスク発生の可能性を踏まえた上で「1日4,500μg」を健康障害非発現量(健康障害が発生する可能性が極めて低い量)と定義づけられています。

日本人女性の平均ビタミンA摂取量は751μg/日とされているため、過剰摂取に至るにはサプリメントの利用が原因にならざるを得ないといえるでしょう。

また葉酸とともに摂取することで相乗効果を得やすいサプリメントとして「マルチビタミン」が挙げられますが、マルチビタミンを選択する際にはビタミンAが配合されていないかご確認を。

更に過剰摂取に至らないようにするためには、ビタミンAが多く含まれた食品を知っておくことが有益と言えます。

忘れてはいけない点は、ビタミンAも必要な栄養素であるということです。適度な摂取が理想的な訳ですね。

ビタミンAが多く含まれている食品一覧

  • 1位 鶏レバー
  • 2位 豚レバー
  • 3位 あんこうの肝
  • 4位 うなぎの肝
  • 5位 うなぎのかば焼

上記の食品は妊娠中、特に妊娠初期は適度な摂取に止めることが無難といえるでしょう。

ちなみに1位の鶏レバーは100g当たり14000μgと、飛び抜けた高数値を弾き出しています。5位のうなぎの蒲焼でも1500μg。

レバーやうなぎは葉酸の過剰摂取をし易い食品ともなるので、合わせて注意が必要ですね。

葉酸を上手に取り入れて、妊娠初期を楽しくすごしましょう

いかがでしたでしょうか?

妊娠初期は赤ちゃんの発育にとってはとても大切な時期。どのように過ごすべきか迷うこともあるかもしれません。ただでさえ、日に日に変化していく体に戸惑いと不安を感じながら、精一杯毎日を過ごしているのだと思います。

赤ちゃんのためにと摂取している栄養成分が「もしも体にとってはマイナスなものだったら」と考えると、ますます不安な気持ちになってしまいますよね。

葉酸を摂取するにあたっては、

  • 葉酸の過剰摂取は危険であること
  • 葉酸を飲んではいけないケースがあること
  • ビタミンAと葉酸は多く含まれている食品が似ているため、気をつける必要があること

この3つを知っておくと、妊娠中の不安は少しだけ緩和されるのではないかと思います。

お腹の中に赤ちゃんがいることは、とても神秘的な美しい事。

今お腹に赤ちゃんがいる方も、これから授かりたいと思っている方も、ぜひぜひその貴重な期間を楽しみながら大切に過ごしていただければと思います。

 
ページのトップへ