目がかすむ、しょぼしょぼする、充血する・・・そんな時「ああ、目が疲れたな」と思いますよね。パソコンやスマホの操作など、目を使えば誰もが疲れを感じます。
でも、その疲れを放置すると老眼や近眼の進行を早めるかも知れない事をご存知ですか?
視力や目の健康を守るため、疲れ目の原因や対策方法などを説明したいと思います。
目がしょぼしょぼする感覚で「疲れ目かな?」と思うのは普通ですが、それ以外にも色んな症状が現れます。こんな症状が出ていないか、まずはチェックしてみましょう。
目の痛みや充血、普通の光がまぶしく見えたり、見るものがかすんで見えにくい時は疲れ目のサインです。さらに、頭痛や肩こり、吐き気なども実は疲れ目が原因の場合もあります。
慢性的に肩こりや頭痛に悩んでいて、マッサージや整体、頭痛薬が欠かせない人っていますよね。そんな人は疲れ目を疑ってみると、一気に色んな問題が解決するかも知れませんよ。
そして、疲れ目のダメージは作業の効率を落とすデメリットもあります。今まで10個できてた仕事が8個しかできないんだけど、おかしいな?という時も目の疲れを疑ってみましょう。
ほかにも、眼精疲労はイライラや落ち込みなど精神の疲れも呼ぶので、心が辛い人は少し目を使う作業をストップしてみるのも方法です。
目の疲れとは、目の筋肉や脳の視覚に関する部分の疲れが積み重なって起こります。パソコンやスマホの使用で目が疲れるのはもちろん、こんな作業でも目は疲れるんですね。
目が疲れる原因で最近1番注目されているのが、スマホやPCの画面から出るブルーライトです。
人間の目は、常に見たいものにピントを合わせようとします。しかし、そのピント調整機能は光の色によってピントの合いやすい色、合いにくい色があるんですね。中でも青はピントの合いにくい色です。
長時間ピントを合わせるため動き続ける目の筋肉は、いわばマラソンしているのと同じです。休ませてあげないと目がクタクタに疲れてしまいますよ。
また、動くものを目で追うような作業も目がとても疲れます。車の運転やゲームなど、目のピントを常に動くものに合わせなくてはならず、目の周辺の筋肉がカチコチに疲れるんですね。
さらに、鮮やかな色も中枢性疲労、つまり脳の視覚に関わる部分を疲れさせるので、机や壁、画面を優しい色にすると良いでしょう。特に鮮やかな赤などは疲れを招くので要注意です。
目のピントが合いにくいせいで疲れ目を起こすのは、度が合ってない眼鏡やコンタクトの使用も同じです。眼鏡をかけても見えにくい、肩こりや頭痛が続く実感があれば要注意ですね。
度が強すぎる過矯正状態や左右で見えかたがズレる事でも目を傷めるので、専門家に検査してもらって丁度良いメガネやコンタクトに変えてみましょう。目の疲れ方が全然違うはずです。
ちょっと意外ですが、部屋の掃除が行き届かなかったり乾燥しているのも目の疲れを招きます。
目の眼球は外にむき出しになっているため、ゴミが入ると涙を出してそれを取り除くよう出来ています。ホコリやチリがある部屋だと、目がゴミ対策に追われて疲れるんですね。
同じように、目が乾いても涙を出さなくてはいけないのでやっぱり目が疲れます。部屋の掃除や加湿、ドライアイ用のとろみがある目薬をさすのも有効です。
これもあまり知られていませんが、精神的ストレスでも目が疲れます。
実は、人間の血行を調整している自律神経は、精神的ストレスを受けると調子が悪くなります。目の周りの血行が悪くなる事で筋肉が凝ってしまい、カチコチの疲れ目になるんですね。
目の疲れがひどい時は、好きな事をしてリラックスしたりストレスの原因から離れるのも有効ですよ。
目が疲れる理由はこんなに様々なんですね。その疲れ目に対策する方法も紹介します。
疲れ目を楽にする1番の方法は、目の負担を減らしたり休める事です。まずはスマホやパソコン、ゲームなどを使う時間を減らしましょう。
また、ブルーライトを遮断するPC眼鏡や、ディスプレイに貼る遮断シートを使うのも良いですね。
ちょっとした裏技ですが、パソコンのディスプレイを目より低い位置に置くと、目に入ってくるブルーライトが少なくなります。目を伏せるように画面を見るので、入ってくる光量が少なく済みますよ。
あと、乾燥やゴミが目の負担にならないよう加湿や掃除をこまめにしたり、度がきっちり合った眼鏡に変える事でも目の負担がグンと軽くなりますね。
ほかにも、疲れた目をケアする事も大時です。目頭、眉頭、目の下、眉尻に目のコリをとるツボがあるので押してみましょう。指でぐっと押せば気持ち良い感触があるので、ツボはすぐわかりますよ。
ほかにも、ホットアイマスクや蒸しタオルで目を温めるのも効果的です。目の筋肉がほぐれて疲れが取れますし、精神的にもリラックスできます。
リラックスは精神性の疲れ目ケアに効くので、軽い運動や楽しい趣味、休息の時間を持つのも良いですね。
中でも睡眠はメンタルにも疲れ目ケアにも効く万能薬です。普段より1〜2時間多く眠れば目がとても楽になりますよ。
ただし、眠っても眠っても目が疲れているなら、後で説明する眼睛疲労という病気かも知れません。その場合は眼科に行くのが1番ですね。
基本の疲れ目ケアにプラスして使いたいのが、目に良い成分が入ったルテインサプリです。おおよそ3ヶ月程度飲み続けると、目の疲れ方が違ってくるんですね。
ブルーライトの害から目を守るルテインやアントシアニン、目のコリをほぐすクロセチンやアスタキサンチン、ビタミンB群などの有効成分が疲れ目に良いんです。
こういったサプリメントは老眼サプリとも呼ばれますが、目を良く使う職業の人には年齢関係なくおすすめですし、老眼の進行を遅らせたい人にも両方有効です。
老眼サプリはドラッグストアでも買えますが、ネットで買うほうが安くて種類も選べるので良いですよ。
疲れ目と言うと大した事が無いように聞こえますが、放置するうちにどんどん症状が悪化していきます。普通の疲れ目は生理的疲労、休んでも取れない病的な疲れを眼精疲労と区別するんですね。
眼精疲労になると近眼や老眼の進行も加速するので、早く眼科へ行ったほうが良い状態なんです。
眼精疲労は原因別に種類が分かれていて、その治療や対策、悪化した時のリスクも変わります。
調節性眼精疲労とは、疲れ目のせいでピント調整をしている筋肉が縮んだままになった状態です。いわゆる、仮性近視の状態ですね。あと、老眼でピント調整機能が落ちてしまった時も起こります。
放置するとそのまま近眼や老眼が進行するので、間に合ううちに治療や対策が必要です。
眼鏡が合わない事で両目の見え方が違うと起こる不等像性眼精疲労や、ストレスでの疲れ目が悪化すると神経性眼精疲労、目の病気や障害で起きる症候性眼精疲労や筋性眼精疲労は、原因の解決が最優先ですね。
眼鏡の作り直し、ひどいストレスへの対策、病気や障害の治療はすぐにでも専門家に相談しましょう。
眼睛疲労を放置すると頭痛や吐き気、体のコリ、視力の低下などが起こります。中には、疲れ目や眼睛疲労ではなく緑内障などの病気だった事に気がつかず、手当が遅れて失明するケースもあるんです。
繰り返しになりますが、しっかり睡眠をとっても目の疲れが取れない時は眼科へ行きましょう。
まとめると、疲れ目への対策が視力低下や体調不良を食い止めるという事ですね。
眼睛疲労になってしまうと近眼や老眼の進行に拍車がかかります。その前にパソコンやスマホのブルーライト対策、マッサージなどでしっかり目をケアしましょう。
目を疲れから守るのにおすすめなのが、ルテインやアントシアニン配合の老眼サプリです。目を良く使う20代から老眼が気になってきた40代以上まで、ルテイン入りサプリは広い年代におすすめです。
ルテインにはブルーライトカット眼鏡のような効果があるので、飲むサングラス感覚でサプリを毎日の習慣にすると目の疲れ方が変わってきますよ。
いつまでもクリアな視界を保つために、思い立ったらすぐ今すぐ疲れ目ケアを始めましょう。