DHA・EPAは副作用がある?

DHAやEPAの摂取で副作用の心配はあるのか?

DHA・EPAは副作用がある?のイメージ
サプリメントと言うと副作用の心配をする方も多いと思います。では、DHAやEPAはどうなのでしょうか?摂り過ぎたらどうなるのか、通常の摂取量で副作用の心配は無いのか検証してみました。

DHAやEPAの摂り過ぎはダメ?副作用の心配は無いの?

血をサラサラに流れやすくしてくれて、脳を活発にしてくれるDHAと、健康によくメタボリックシンドロームや動脈硬化を防いでくれるEPA、どちらも注目の栄養素ですが、果たして副作用はないのでしょうか?

適量ならまだいいけど、なんでも摂りすぎるといけないんじゃない?など、安全に対する疑問は尽きませんよね。ちょっと心配な過剰摂取と副作用の問題に迫ってみようと思います。

大きな副作用は無いDHA・EPA

結論から先に言ってしまうと副作用らしいものはほぼ無い、と言われています。DHAもEPAも魚に含まれる脂肪酸、自然にあるものなので怖がることは無いんですね。

ただ、ワーファリン、ワルファリンカリウムなどと呼ばれている、血液を固まりにくくするお薬とEPAは一緒に飲まないほうが良いと言われています。EPAは血管に詰まらせ脳梗塞や心筋梗塞の原因になる血栓、つまり血のかたまりをできにくくする作用があります。

そしてワルファリンカリウム(ワーファリン)も、同じく血栓をできにくくする薬です。EPAと一緒に摂取すると血が固まる力がダブルパンチで弱くなり、怪我をしても血が止まらない、出血するような病気が重くなってしまうことが起こります。

ワルファリンカリウム(ワーファリン)自体扱いの難しい薬剤で、分量を変えたり他の薬剤と組み合わせることで効き目を微調整し、血栓を詰まらせることが無いようにする扱いがシビアなものです。そこにDHAやEPAを飲んでしまうとそのシビアな調整が狂ってしまう可能性があり、危険なんですね。

「心臓や脳の病気をしたので、良くしたいと思ってDHAやEPAを飲みたいのだけど・・・そういえば私、何の薬を飲んでるのかしら?」という場合は要注意です。まずは自分で判断せずに、持病のあるひとはお医者さんに相談してからDHAやEPAのサプリメントは飲みましょう。

一般的にワーファリンと呼ぶことが多いですが、ワルファリンカリウム、ワルファリンK錠、ワリファリンカリウム錠など、メーカーによって商品名が異なります。

同じワルファリンカリウムでも、メーカーによって治療に有効な薬の適正量が異なる場合もあり、ジェネリック(後発医薬品。新薬の特許が切れたあと、売り出される同じ有効成分の薬のこと。)への切り替えに慎重になる動きもあるほどです。

あとDHAとEPAは動脈硬化を防ぎ、血液をサラサラにして血圧を下げる作用があることが知られています。これもワーファリンと同じで、お医者さんから降圧剤(高血圧や脂質異常症などで、血圧を下げるために処方されるお薬のこと。)を処方されているひとは、DHA・EPAを一緒飲んでしまうと血圧が下がりすぎてしまう危険があります。

血圧が下がりすぎると一見、高血圧よりいいんじゃない?と思われるかも知れませんが、低血圧は倦怠感、めまい、重くなると失神してしまう危険な状態です。特に失神は倒れて怪我をしたり急所をぶつけてしまったり、車の運転や機械作業中などに症状が出た場合、命に関わる事もあります。

持病のあるひとはお医者さんの意見を最優先に、相談の上サプリメントは取り入れましょう。DHA・EPAは血液サラサラ効果が高いからこそ、似た効果のある薬を飲んでいるひとには注意が必要なんですね。

あと一部で噂になっているのは、魚は海洋汚染の影響で水銀を溜め込んでいるので、魚由来のDHA・EPAのサプリメントには水銀が含まれているのでは?ということです。

実は汚染が少ない地域の魚やオキアミなどから生成され、製造の段階で水銀などの異物は除去されるので、DHA・EPAサプリメントに水銀汚染の危険はありません。むしろサプリメントのほうが異物除去されるので、生の魚よりも水銀汚染の心配は少ないと言えますね。

飲みすぎはダメ!DHA・EPAを過剰摂取してはいけない理由とは

厚生労働省はDHA・EPAの1日の摂取量を1g以上が望ましいとし、アメリカ食品医薬品局では1日3〜4gの範囲であれば大丈夫との見解を打ち出しています。DHA・EPAのサプリメントには1日の適量が書いてあるのでそれに従って飲むようにしましょう。

そしてDHA・EPAは多く体に取り込んでも、一定以上増えないよう余分なものは体外に出て行く性質があるので、過剰摂取の問題が出ることは少ないと言われています。

ただDHA・EPAも脂肪酸なので、消化にやや負担になる場合もあります。下痢や吐き気、胃もたれなど、胃腸の不快症状が現れることがあるんです。サプリメントも口から入って消化されるものなので、胃腸の負担になることもあるんですね。

食前や空腹の状態だと胃腸があまり動いていないので、食後にサプリメントを飲むと消化が活発で吸収も良いとされています。胃腸の弱いひとは特に、胃もたれなどしないよう消化の負担が少なくなる食後に飲むといいんですね。

あと報告されているのが、DHA・EPAの過剰摂取で鼻血が出るという事例です。血液が流れやすくなる作用が強く、出血しやすくなってしまうんですね。「サプリメントをはじめてからなんか鼻血が出るぞ・・・?」というひとは、サプリメントの分量を減らしてみるのもいいかも知れません。

体にいいものでも摂りすぎると体調を崩す場合もあるんですね。しかし相性の悪い病気のひとが飲んでしまったり、過剰に摂取しなければほとんど安全なのがDHA・EPAです。健康なひとが用法をまもって飲む分には、まず安心安全と考えましょう。

 
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