DHAとEPAの違いとは?それぞれの効果と働き

DHAとEPAの違いとそれぞれの効果

DHAとEPAの違いとは?それぞれの効果と働きのイメージ
DHAとEPAの違いってなに?多くのDHAサプリメントにこれら2つの成分が含まれていますが、両者の違いについてご存知でしたか?ここでは、DHAとEPAの働きや効果の違いについて説明します。

DHAとEPAは何が違う?それぞれの効果と働きのまとめ

「魚を食べると〜頭がよくなる〜♪」という歌が流行っていた頃、懐かしいですね!魚を食べると頭がよくなる説の根拠として有名になったのが、不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)です。

対して近年注目されている、必須脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)があります。ふたつはどちらも魚に含まれる脂肪酸のため、ちょっと混乱しやすいですよね。しかし、EPAとDHAはそれぞれ違うパワーを秘めているんです。

DHAの働きと効能は脳と目の活性化・血管の健康維持にあり

DHAの働きと効能は脳と目の活性化・血管の健康維持にあり

魚を食べると頭がよくなるブームで爆発的に知られるようになったDHA(ドコサヘキサエン酸)ですが、こんな特徴があります。

  • 脳の神経細胞を活発にする
  • 視力の回復を助ける
  • EPAとセットで血管の健康を守る

DHAは脳にある神経細胞に作用して情報伝達を活発にするため、頭が良くなる噂の根拠だと言われています。脳の神経細胞は35歳ごろから死滅し減っていくと言われていますが、DHAはこれを補ってくれると言われています。

同じメカニズムで、神経細胞が壊れていくアルツハイマー型認知症や、成長期の子供の脳にもDHAが良いと言われています。

さらにDHAは目の奥にある網膜にたくさん含まれており、外から食物やサプリメントで減ってしまったDHAを補うと視力の回復を助けるとも言われています。

そして近年注目されている作用として、血管の健康維持にも効果的と言われています。DHAにはコレステロールや中性脂肪の値を下げ、さらに赤血球を柔軟にする効果が認められており、動脈硬化を防ぐとされている命を守る栄養素なんです。

ただ注意が必要なのが「DHAが血管の健康に良いとされるデータです!」というものには、これから紹介するEPAと一緒に摂取してデータをとったものが多いのです。DHAとEPAは違う成分ですが、一緒に摂取することで血液により良い影響があるためセットで配合されることが多く、DHA単体のデータはあまり無いのが現状です。

DHAとEPAがバランス良く配合されたサプリメントこそ、血液の健康のためには理想的と言えます。特にDHAは脳・目・血管のためにも、ある一定の年齢になったら気をつけて摂りたい栄養素ですね。

EPAは血管の健康維持と脱メタボを助ける!その働きと効能

EPAは血管の健康維持と脱メタボを助ける!その働きと効能

近年注目が高まっているEPAにはこんな特徴があります。

  • 血管の健康を守り、心疾患や動脈硬化を防ぐ
  • 脂肪が燃えやすい体質を目指せる
  • 体力や持久力が得られる

EPAが注目されたのは1970年代、デンマークのダイアベルグ博士による研究が発端でした。グリーンランドの極寒の地であまり野菜を食べず、アザラシ肉など一見偏った食生活をしているはずなのに、イヌイットの人々がとても健康なことに注目したことが始まりです。

調査の結果、血管が詰まることが原因で起きる心筋梗塞などの病気がヨーロッパ人に比べ、イヌイットの人々は極端に少なかったのです。

イヌイットの人々の血液を調べたところ、ヨーロッパ人よりもかなり多いEPAが検出され、成分そのものが注目されるようになったのです。これはイヌイットの人々が、EPAをたっぷりの魚を食べて育ったアザラシなどを主食にしているからといわれています。

EPAは人間の体で合成されにくい必須脂肪酸のため、外から取り込むことが大切です。血流を良くし、中性脂肪の値を下げ、血管が詰まる事で起こる病気を防ぐと言われています。DHAと一緒に摂取すると、より血管の健康維持に良いとされています。

ほかにもEPAが内臓脂肪を減少させる効果も注目です。脂肪を代謝する遺伝子にEPAが作用し、脂肪が燃えやすい体質に導くからと言われています。EPAはメタボリックシンドロームの対策にも期待の成分なんですね。

さらに、血流を良くすることで体の末端まで酸素が行きわたり、運動の時の体力・持久力が高まるとされています。脂肪が燃えやすくなる体質と合わせて健康維持には嬉しい効果ですね。

EPAとDHAの大きな違いとして、EPAは成分単体で医薬品として使われていることがあります。現在はメタボリックシンドローム対策の薬品として販売されており、医薬品として認可されるほど、たしかな効果のある成分と言えます。

DHAとEPA、結局なにが違うの?

DHAとEPA、結局どこが違うの?

DHAは脳神経・目の網膜を活性化し、EPAは脂肪を燃えやすく、体力や持久力UPを目指せます。どちらにも共通するのが、血液と血管に作用して心筋梗塞や脳梗塞の予防につながることです。

シンプルに比較すると効果や働きが違うことがわかりますね。そしてセットで摂取することで血管に関する病気のリスクを下げるのに効果があると言われています。

血管が詰まる病気は心筋梗塞、狭心症、脳梗塞など、どれも命に関わる病気ばかりです。いずれもよく耳にする病気ですが、実は同じメカニズムで起こる病気なんですね。

血管が詰まると血が流れなくなり、血圧が下がったり、酸素が滞って組織が壊死したり、死に至る事も少なくありません。それぞれの病気の違いはどこが詰まるか、どのくらい進行したかの違いだけなんです。しかし原因が一緒なら、予防の方法もまた同じですよね。

よく血液サラサラ、と言われるのはコレステロール少なく赤血球は柔軟に、狭まりや詰まりのない元気な血液と血管の状態をさします。医学的な表現ではありませんが、この血液サラサラを目指すことが病気予防のポイントになります。

自分に万が一のことがあったらどうしよう・・・と、大事なひとと過ごしている瞬間、ふと不安になる日はないでしょうか。万が一の病気リスクを減らすため、DHAとEPAは強い味方になってくれるはずです。

 
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